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商品説明中古の NEC 101D（ボール球）2本です。電話中継機に使用されていた直熱3極管で、写真のとおり大変使用感がありますが、写真４のシングルアンプで機能確認済みです。セルフバイアス方式でバイアス抵抗は１．５KΩ、出力トランスは1次５KΩを使って実測した動作状態は次のとおりです。 No.1:  Vp １７９V  Vk １５．５V  Ip １０ｍA No.2   Vp １７９V  Vk １５．２V  Ip １０ｍA  バイアス分を差し引くので、プレート－グリッド間には １６４Vかかっています。 WEの１０１Dデータシートにある類似の動作例では次のようになっています。 Vp １６０V  Grid Bias －１２V  Ｉｐ ９．９ｍＡ  Ａｍｐ Ｆａｃｔｏｒ ６．２  Ｌｏａｄ Ｒｅｓｉｓｔ． ５３００Ω  Po １．２１   写真説明： 写真1：側面から見たところ     左側のものは、プリントが比較的はっきりしています。また反対側に１９４７．５と製造年月日が記されています。     右側の管名プリントは一部が消えかけており、製造年月日プリントは消えており読めません。 写真2：上面からみたところ     ２枚の板状プレートとM型のフィラメントです。 写真３：底面から見たところ      脚はかなり汚れていますが、問題なく動作します。ピン接続が底面にF F P G と表記されています。      ４ピンですが普通のUXピンと違いフィラメントピンが太くなっていません。また、脚の長さが短いので、ベースの厚いソケットでは      接触不良を起こすことがありますのでご注意を。正式にはバヨネット式の専用ソケットを使うようです。 写真４：動作試験に使用した評価用アンプです。評価用に作ったのですが、小さなスピーカーとｉＰＯｄをつないでデスクトップで常用してい      ます。出品対象ではありません。 古い真空管で使用時間も不明ですが、見栄えをあまり気になさらないレトロ趣味の方の入札をお待ちしてます。（中継機には数千時間使用できるものが使われていたそうなので、まだまだ使えると思います）